2017年9月15日金曜日

鈴木 核(すずき かく)

◆ あなたがチェンドリを通して世界にもたらしたいものは?
地球上のすべての生き物が笑顔で生きている世界。その時は地球も微笑んでいるでしょ。

◆ ニックネーム
かくさん


◆ 名前
鈴木 核

◆ 出身地
千葉県市川市

◆ 現住所
ザンビア共和国ルサカ市

◆ シンポジウム後の「私のチェンジ」
たくさんありますが、
 ・仲間がたくさんできたこと。チェンドリの仲間だけでなく、他のところでも。
 ・それが安心感につながり、いろいろなことにチャレンジできるようになった。
 ・その結果、それまでまったく夢想だにしなかったアフリカで生活している。
















◆ ファシリテーターになろうと思ったのは?
シンポジウムを受けた時、自分がモヤモヤと考えていたことが、すうっと腹落ちした感じがし、自分でもこの内容を伝えていきたいと思った。そして、その時ちょうど第1回目のファシリテータートレーニングをやるという紹介があったが、簡単そうに見えたので。

◆ シンポジウムを届けたいところ
企業でモヤモヤしながらも一生懸命働いている人たち。
今いるザンビアの職業訓練校のスタッフと学生たち。

◆ チェンドリのよさ、好きなところ
深く、難しいテーマを扱っているにもかかわらず、何回ファシリテートしても楽しい。
シンポジウムを通じて仲間が増えていくこと。それも日本だけでなく世界中で。


◆ プロフィール
人生を振り返り、この時のこれがこんなところにつながっているんだ、ということがわかりました。そんな経験を時系列でいくつか上げ、プロフィールとさせてください。

・小学2年から2年間、家族でアメリカで過ごしました。その時、人間はどこに住んでいても、肌の色が違っても、みな同じ人間なんだと感じました。
・その間にニューヨークの国連本部を見学する機会がありました。世界平和のために国連という組織があり、世界中の国々が一つになって取り組んでいるように感じられ、単純にすごいなぁと思いました。
・大学の卒論でシステム・ダイナミクスを活用したテーマに取組みましたが、参考図書として「成長の限界」に出会い、このままではやばい、という意識が頭のどこかに残りました。
・大学卒業と共に、世界を舞台にする、それもモノをつくる仕事に関わりたいと思い、自動車メーカーに就職し、海外向けの商品企画を行う業務に就きました。幸運なことに、アジア、中近東、欧州、アフリカ、北米など、世界中で販売している車を担当し、世界のいろいろな国にはいろいろ異なるニーズがあるという多様性を経験できたと同時に、人々の根底にある願いは一緒だ(家族や大切な人との時間、自分自身を活かす、人と人との助け合い、等)ということも感じました。
・あるきっかけでコーチングを学び始め、自分が大切にしたいものは何なのかを振り返ることになりました。それを通じて、自分は地球が好きなんだということに気がつきました。
・入社して約20年間、ほとんどの付き合いは社内に限られていましたが、これをきっかけに、社外のいろいろな方たち(文字通り老若男女)と出会い、世界が広がったと同時に、大切な仲間もできました。
・そんな仲間に、地球が好きなことを熱く語っていたら、チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムを紹介してくれました。2009年3月のことです。自分でもチェンドリのメッセージを伝えたいと思ったのと、簡単そうに見えたので6月にはファシリテータートレーニングを受けました。
・そして、チェンドリをやり始めましたが、やっていると「私たちはこれからどこへ行くのか?」の問いが常に自分に戻ってきます。その結果、いろいろなことを始めました。社内での対話の会の開催、勤務先があった横浜の市民プロジェクトへの参加、自分が住んでいた市川でトランジションタウン活動を立ち上げる、等々。それぞれの活動で、また素晴らしい仲間たちと出会いました。
・また、チェンドリをやるのが楽しかったのと、ファシリテーター仲間との時間が刺激的であると同時に心地よかったので、セブン・ジェネレーションズのNPO化にも関わり、2011年3月の認定と同時に理事に就任しました。
・そんな2足も3足もの草鞋を履いた生活を送っていたところ、勤務先から早期退職制度を選ぶように勧められ、家族の理解(諦め?)と仲間たちからの祝福により、32年間勤務した会社を退職しました。
・地球のためになることを一生懸命やっていれば生きて行けるはず、という根拠のない思い込み(?)で、収入の当てもなく退職しましたが、仲間たちが、これ手伝ってくれない?とかこれ一緒にやろうと誘ってくれ、セブン・ジェネレーションズの活動の傍ら、昔取った杵柄の市場調査や、高校でのワークショップ、コーチング、コワーキングスペースの管理などをやらせていただいていました。すべて、何らかの形でチェンドリの目指す世界の実現につながっていることはありがたいことです。
・2015年3月、ひょんなことからあるワークショップに参加し、5月までに「アフリカで働いているきっかけができている」という宿題を自分で設定しました。それまで一切考えたことがないことだったので、自分でもびっくりしましたが、アフリカに呼ばれているような感覚があり「本当に呼ばれているなら行けるだろう」と、目の前にあってできそうなことから始めたところ、あっという間にザンビア行きが決まり、2016年3月末にJICAのシニア・ボランティアとして赴任しました。
・ザンビアではIndustrial Training Centreという職業訓練校のマネジメント改善のサポートをしています。各人がそれぞれの個性を活かし、イキイキと働いている職場を目指し、内部コミュニケーションの改善やチームワーク醸成などに取組んでいます。


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